3.問題文にマーキングする。
これも午後問題対策です。私の場合、問題文の読込みを試験時間の3分の1くらい(午後2試験なら40分)、 回答の書込みに残りの時間(午後2試験なら80分)を使います。回答は、問題文と照らし合わせながら(時には引用して)回答します。なので、 試験時間のほとんどを、問題文を読み直す作業に使っていることになります。
この時、重要なキーワードにマーキングされているのと、まっさらな状態とでは、 その作業効率が、全然ちがいます。では、問題文のどこにマーキングすべきなのでしょうか?私の場合、 数値項目はその数値項目の表している対象と含めて無条件にマーキング しています。
例> ノートPC が会議室内に50台ほどあり、・・・
この場合、ノートPC、と50台を○で囲み両方の○を線でつないで置く。
数値項目は、回答を書き込む上で重要な根拠となる事が多いです。例えばこの後、設問で、 「ノートPCがすべて稼動していた場合、無線LANのアクセスポイントは1台で耐えうるか?」 といったような問題があった場合、ノートPCの台数が5台なのか50台なのか500台なのかで、 回答は全く変わってきます。
また、 「ただし・・・」で始まる部分や、 「しかし・・・」で始まる部分も要チェックです。 なぜなら、文章が完結しているのに、接続子を使って、さらに補足しているということは、 回答を導き出しきれない文章に対して、回答を導きだせるように、 あとから付け加えられた可能性が高いからです。
それ以外にもマーキングする箇所はあるのですが、それは後日、解説いたします。 いずれにせよ、問題を解く時には、必ず、マーキングしながら解くようにして、腕を磨きましょう。