キーワード:TKIP( Temporal Key Integrity Protocol )

NW0058
IEEE802.11iで標準化されているWPAにおいて採用されている無線LANの暗号化技術で、 一定時間毎に、自動的に暗号鍵を交換する仕組みを何と言う。
英字4文字で答えよ。
回答
TKIP( Temporal Key Integrity Protocol )
解説 関連用語
問題文にあるように、 WPAで採用されている 一定時間毎に、自動的に暗号鍵を交換する仕組みを、 TKIPと言います。
TKIPでは、 キーストリームを、 128ビットの初期化ベクトル(IV)、 128ビットの一時キー(TK)、 クライアントのマックアドレスの3つの要素から生成します。 そして、一定時間毎に交換するといっているのが、 この内の、一時キー(TK)で、10000パケット毎に、自動的に交換されます。
WPA
IEEE802.1iとして標準化された無線LANの暗号化技術。
TKIP
Temporal Key Integrity Protocolの頭文字をとったもの。一定の間隔で自動的に暗号化キーを変更するプロトコル。
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