公開かぎ暗号方式の代表例で、1977年にマサチューセッツ工科大学で開発された、
素因数分解が持つ「2つの素数を掛け合わせてその積を求めるのは容易であるが、
掛け合わせた積からもとの2数を導き出すのは、積が大きければ大きいほど困難である」
という性質を利用した暗号方式は? 英字3文字で答えよ。 |
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RSA |
問題文の
公開かぎ暗号方式
とは、暗号かぎと複合かぎが非対称で、
暗号のためのかぎは、一般に公開し、複合のためのかぎだけ秘密にする暗号方式です。
RSAはその公開かぎ暗号方式の代表的なプロトコルで、
開発者である Rivest、Shamir、Adleman の3名の頭文字をとって名づけられました。
その他の公開かぎ暗号方式には、以下のようなものがあります。
ラビン暗号 |
素因数分解の難しさを利用した公開かぎ暗号方式。 |
エルガマル暗号 |
離散対数問題の困難性と、指数関数の指数部の可換性を利用した暗号方式。
だ円曲線暗号とも呼ばれている。 |
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暗号化する鍵と複合化する鍵が異なる暗号方式で、暗号化鍵の方は公開する。 |
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大きな整数の素因数分解の難しさを利用した公開鍵暗号方式。 |
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RADIUS―ユーザ認証セキュリティプロトコル |
ユーザー認証セキュリティープロトコルであるRADIUSの解説書。
ユーザー認証プロトコルに関する問題は、テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験において、
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