キーワード:RSA

NW0025
公開かぎ暗号方式の代表例で、1977年にマサチューセッツ工科大学で開発された、 素因数分解が持つ「2つの素数を掛け合わせてその積を求めるのは容易であるが、 掛け合わせた積からもとの2数を導き出すのは、積が大きければ大きいほど困難である」 という性質を利用した暗号方式は?
英字3文字で答えよ。
回答
RSA
解説 関連用語
問題文の 公開かぎ暗号方式 とは、暗号かぎと複合かぎが非対称で、 暗号のためのかぎは、一般に公開し、複合のためのかぎだけ秘密にする暗号方式です。 RSAはその公開かぎ暗号方式の代表的なプロトコルで、 開発者である Rivest、Shamir、Adleman の3名の頭文字をとって名づけられました。 その他の公開かぎ暗号方式には、以下のようなものがあります。
名称 概要
ラビン暗号 素因数分解の難しさを利用した公開かぎ暗号方式。
エルガマル暗号 離散対数問題の困難性と、指数関数の指数部の可換性を利用した暗号方式。 だ円曲線暗号とも呼ばれている。
公開鍵暗号方式
暗号化する鍵と複合化する鍵が異なる暗号方式で、暗号化鍵の方は公開する。
RSA
大きな整数の素因数分解の難しさを利用した公開鍵暗号方式。
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