キーワード:CHAP(チャレンジハンドシェイク認証プロトコル)

NW0023
PPPプロトコルで選択できるユーザ認証プロトコルについて、 チャレンジコードと呼ばれる乱数をクライアントに送信し、 クライアントはユーザーIDとパスワードを用いて演算し、 レスポンスとしてサーバに返す認証プロトコルを何と言う?
英字4文字で答えよ。
回答
CHAP(チャレンジハンドシェイク認証プロトコル)
解説 関連用語
CHAPは、 問題文にあるとおり、チャレンジコードと呼ばれる乱数をクライアントに送信し、 クライアントはユーザーIDとパスワードを用いて演算しレスポンスとしてサーバに返す認証プロトコルです。 この他に PPPで選択できるユーザー認証プロトコルに PAPがあります。 こちらは、パスワードを平文で送る形式なので、 CHAPよりもセキュリティーレベルが低いプロトコルとなっています。
CHAP
Challenge Handshake Authentication Protocol の頭文字をとったもの。 パスワードが平文で伝送されないのでPAPよりセキュリティーレベルが高い。
PPP
Point to Point Protocol の略。IPの他、Apple Talk や IPX等、さまざまなプロトコルを上位層に持つことができるデータリンク層のプロトコル。
PAP
Password Authentication Protocol の頭文字をとったもの。接続時のユーザー認証プロトコル。認証される側は、 認証サーバへパスワードを平文で送信する為盗聴の危険がある。
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