キーワード:NAT( Network Address Translator )

NW0014
プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換する仕組みで、 内部で使用しているアドレスを外部のネットワークから隠蔽する為にしばしば使用される技術を何と言う。
頭文字をとって英字3文字で答えよ。
回答
NAT( Network Address Translator )
解説 関連用語
問題文にあるように、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換する仕組みを、 NATと言い、 ファイアウォールで実装される事が多いようです。 また、IPアドレスだけでなく上位プロトコルである TCPUDPのポート番号も変換する仕組みを、 IPマスカレードと言います。 NATは、セキュリティー技術の中核を担う技術ですが、 1つのグローバルアドレスで、複数のマシンをインターネットにアクセスさせることができることも、 NATの大きな利点となっています。
NAT
Network Address Translator の頭文字をとったもの。プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換する仕組み
ファイアウォール
定義が曖昧な用語ですが、不正なパケットの通過を遮断する為の機器で、 外部ネットワークと内部ネットワークとの接点に置かれるとするのが一般的のようです。。
TCP
Transmission Control Protocolの略。OSI基本参照モデルの第4層トランスポート層の代表的なプロトコル。 コネクション型プロトコルで信頼性が高い。
UDP
コネクションレス型のトランスポート層のプロトコル。少量のデータ伝送に向く。
IPマスカレード
NATに加え、上位のTCP、UDPのポートも変換する。
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