応用層 |
プレゼンテーション層 |
セション層 |
トランスポート層 |
ネットワーク層 |
データリンク層 |
物理層 |
OSI基本参照モデルは、右記のような階層構造をしており、
応用層のエンティティは、
プレゼンテーション層からサービスを受け仕事をし、
そのプレゼンテーション層のエンティティはさらに下位の
セション層よりサービスを受ける。
といったように、
各層がその一つ下の層よりサービスを受けて仕事をしており、
そのサービスを受けるための窓口となるのが、SAP(サービスアクセスポイント)です。
このSAPのおかげで、
各エンティティは一つ下の層のSAPの仕様のみを知っていれば良いことになり、
それ以下の層の実装に左右されることなく、オープンかつ汎用的なネットワークを構築することができるようになります。
OSIは、残念ながら、ネットワーク機器の仕様を統一するには至りませんでした。
しかし、OSIの思想は大変に価値のあるもので、
その後のネットワーク構築に大きな影響を与え、
未だにテクニカルエンジニア(ネットワーク)試験に出題され続けています。
ちなみに、5年くらい前、第2種情報処理技術者を目指している時に、
会社の同僚から教わったOSI基本参照モデルの語呂合わせは、
「オープンセットね。デーブ」。
この意味不明な語呂合わせを聞いた時は、「アホか!!」と思いましたが、不思議なものでインパクトがあったんで、
今だに、これで覚えちゃってますね・・・・。(※「オープンセットね。デーブ」は各層の先頭の文字をつなぎ合わせたもの・・・。)
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国際標準化機構(ISO)に制定されているOpen Systems Interconnecion(開放型システム間相互接続)に
準拠し、ネットワークシステムの備えるべき機能を階層構造で表したもの。 |
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別名:アプリケーション層(こっちの方が主流かも・・・)
ネットワークを応用した業務処理を実現する為に必要なサービスを提供する。代表的なプロトコルは多すぎて書ききれませんが、
TELNET、SMTP、FTP等。 |
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アプリケーション層の為に情報の表現形式を提供します。
この層の主な機能としては暗号化、データ圧縮・伸張、データのコード変換があります。 |
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アプリケーションの会話を実現する為の層。
この層の主な機能としては半2重、全2重制御、送信権制御、優先データ制御等があります。 |
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Service Access Point(サービスアクセスポイント)の頭文字をとったもの。
(N)層のエンティティが(N-1)層のサービスを受ける為の窓口
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