問題文にあるように、あらかじめ達成すべきサービスレベルと達成されなかった場合のペナルティーを定めて契約することを、
SLA(サービスレベルアグリーメント)と言います。
また、
SLAにおけるサービスレベルの管理手法を
SLM(サービスレベルマネージメント)と
呼ぶので合わせて覚えましょう。
SLA
において定められるサービス内容は、回線の最低通信速度やネットワーク内の平均遅延時間、
利用不能時間の上限などです。 テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験には、平成16年_午後1_問3に以下のような形で出題されました。
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広域イーサ網
の負荷によって変動しますが、網区間の往復時間を平均35ミリ秒以下と考えればいいでしょう。
この数字は、各通信事業者がサービス品質を保証するために、
(@1)と呼ばれる契約の一部として公表しています。
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上記の(@1)に選択式で「SLA」を埋める。
問題文には、ペナルティーに関する記述がありませんが「サービス品質を保証する」
という記述から、達成されなかった場合には、なんらかのペナルティーがあると考えましょう。
今後は、選択式ではなく、直接「SLA」を記述させる問題か、
「SLM」を記述及び選択させる問題の出題が考えられます。
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あらかじめ達成すべきサービスレベルとそれが達成されなかった場合のペナルティーを決めて契約すること。 |
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セキュリティーや信頼性を含むネットワーク品質のレベルを管理する手法。
その中の一つにSLAがあるとする考え方もあるようです。。。 |
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LANの代表的なデータリンク層のプロトコル「イーサネット」の技術を用いて構築されたWAN。
LAN間接続をする場合に、データ変換を行わなくて良いという大きな特徴がある。
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